台風14号は10日、東海地方に最接近した。三重県南部は大雨となり、10日の24時間雨量の最大は同県尾鷲市で309ミリ、熊野市で232ミリに達した。
三重県災害対策本部によると、伊賀市の一部に避難勧告が出るなどして、県内で最大151人が避難した。10日未明ごろには紀宝町浅里で土砂崩れが起きて無人の倉庫1棟が全壊したが、けが人はなかった。
交通機関では新名神高速や東海環状道などで一部区間が一時通行止めとなったほか、JR東海は紀勢線や名松線、参宮線の全区間で終日運転を見合わせた。11日は始発から通常通り運行する。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル